釣った魚の絞め方と持ち帰り方①~津本式究極の血抜き~
釣った魚は美味しく持ち帰りたい!!
皆さんは、釣った魚はリリースですか?持ち帰って食べますか?
自分は、断然持ち帰って食べる派です!!食べるところまで釣りの一部位な感じww
持ち帰るかどうかは、人それぞれですがせっかく持ち帰るなら適切に持ち帰ってできる限りおいしく頂きたいですよね。
今回は、磯や堤防でフカセで釣ったチヌ、グレの持ち帰り方ご紹介します。
釣った魚の持ち帰り方
ずばりこちら!!
正直、この本読んでもらうのが一番いい気がします。
そう!!今話題の『津本式究極の血抜き』についてまとまった本が発売になっています。今までも、ネットやYouTubeでもたくさん公開されていましたがその内容が一冊にまとまっています。
一部、釣り人向けの釣ってからの処理の仕方や代表的な魚別に処理の仕方が記載されていてとても参考になります。
魚を絞めてから熟成までこれ一冊で完結できる素晴らしい内容でした(^.^)
『津本式』興味あるかたはサイトやYouTubeでまずご覧になってみてください。
サイト
https://tsumotoshiki.com/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCeRYlwTRUJGXC25hFbw2SoA/about
魚の絞め方、持ち帰り方は、ネットを調べると色々なやり方があって何が正解か分かりません。。。自分もこれでいいのかな?と試しながらベストを探していましたが、この本のおかげで自信を持って魚の処理をできるようになりそうです。
とはいえ初心者には、『津本式』はハードル高く感じるところもあるかもしれないので自分の経験と津本式をベースに一番簡単なやり方を今回はご紹介します(^.^)
①脳絞め!!
まず、この記事ではフカセ釣りの対象魚であるチヌ、グレをイメージして説明させて頂きます。ほかの魚も基本的な考え方は一緒なので別の魚の時は少し応用してみてください。
釣った魚は、スカリにいれて海で生かしておくか、ライヴウェル(活かしバッカン)などでいったんまとめて生かしておいて最後に処理が一般的。もちろんキープする道具がなくて釣ってすぐに絞めることもできますが、疲労した状態で絞めるよりもいったん落ち着かせてからの方がベターです。
海水から出した魚は、まず『脳絞め』という作業を行います。
赤いポイントに脳があるのでここをめがけてナイフを刺します。コツは刺して少しひねること。
脳に刺さると目がグリってなったり魚体がビクビクするので分かります。あまりなんどもブスブスやったり躊躇すると魚がかわいそうなのでここは、一思いにやってください。あとは何度かやることで慣れてきます。
②エラ切りと血抜き
脳が絞まったら、次はエラを切って血抜きです。
ちょっといい画像がなくて文章だけの説明になりますが、エラの頭側の付け根の部分から背骨に向かってナイフをいれます。背骨の下にある太い血管を切るイメージ。血管切れたら頭をもって海水に漬けて首をフリフリします。1分位。
これで血抜きまで完成。
エラ切って海水につけて心臓のポンプで血を抜く方法もあります。自分も津本式を知るまではこの方法でした。でも首持ってフリフリする方が確実に血が抜けます!!
あと血抜きの時に尻尾を切る必要はありません。これは、でっかいマグロとかブリの話でしかも心臓のポンプで抜く場合なので首フリ血抜きでは関係ないです。
③保冷
血が抜けたら綺麗な海水で(真水があれば真水で)流してタオルで拭いて余分な水分落としてください。それからクーラーボックスにタオルかビニール袋で包んでから入れる。これは、直接氷があたったり冷え過ぎないためです。
実は、保冷が冷やせばいいと勘違いしている人が多い!冷やし過ぎると死後硬直を早めるだけで、おいしく食べるためにはマイナス。
家に帰るまでにしめてから6時間位ならそこまで冷やす必要ありません。
そこまでというのは、クーラー内の温度が6℃~8℃位。野菜室位の温度ですかね。
自分は、コンビニで売ってる100円の少ないかち割り氷をジップロックで二つにわけて魚には触れないようにしていれてました。
あと、最近はDAIWAのクラーのオプションにあるプルーフケースに氷をいれて持ち帰ってます。これは、理想の温度が維持しやすい。
家に帰ってから最低限、鱗と腹ワタはとってください。(津本式の熟成では若干やりかた違います。)
この後は、冷蔵庫でしっかりと冷やすこと。
釣った魚すぐ食べたくなりますが、当日は下処理だけして翌日食べた方がおいしいです。津本式の熟成をできるようになれば1週間後とかでもいけるようになります(^.^)でも、慣れるまでは翌日位にしておきましょう。
④釣ってから持ち帰るまでに必要な道具
まずナイフ!この位のサイズがチヌやグレにはお勧め。
次にクーラー!
これも無いと持ち帰れません。長く使うのでそこそこの物をお勧めします。
大きさは、2000位あれば足ります。物足りない人は25000にしときましょう。
あとは、クーラーにこれも入れとくと便利。
小物をいれたり、ここに氷を入れると持ち帰りの時に丁度いい温度になって氷が直接魚に触れる事も防げます。
まとめ
・まずは、津本式の本読みましょう。
・脳締め→フリフリ血抜き→保冷。この手順をしっかりやればおいしく持ち帰れます。
ほかにも、神経締めや、津本式の持ち帰ってからの処理、さらには熟成などいろいろあるのでこれから徐々に紹介していきますのでよろしくお願いします!
何か質問あれば、コメントかツイッターのDMで連絡もらえればお答えします。
まずは、今回のやり方でおいしく持ち帰ってみて下さい(^.^)
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